市立幼稚園の教育について

市立幼稚園では…
小学校以降の教育につながる「学ぶ力」を育みます

■「学ぶ力」ってなぁに?

札幌市の学校教育(幼稚園・小学校・中学校・高等学校段階)において、子どもたちに育みたい力ー自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら問題を解決する資質・能力です。
予測不能な変化の激しいこれからの未来を生きていく子どもたちには、知識や技能だけでなく、探究心や好奇心、自己調整力、ねばり強さ、伝える力などの目に見えない力を育むことが大切です。
札幌市教育委員会は幼児期の教育がその基盤であるとし、市立幼稚園がその考えの下、確かな実践を行っています。

教育委員会HP「学ぶ力の育成」の詳細は詳細はこちらをクリック


■どうやって、育んでいくの?

幼児期にふさわしい生活を展開する中で、「子どもの自発的な活動としての遊び」を通して育んでいきます。
幼児期にふさわしい生活とは、①教師との信頼関係に支えられた生活、②興味や関心に基づいて直接的な体験が得られる生活、③友達と十分関わって展開する生活です。
思いっきり遊び、夢中になれる環境を各幼稚園で工夫し、つくっています。
①教師が、一人一人を大切に関わることで「安心感」の中で「自分でやってみよう」と自立へつながります
②直接的な体験、自ら環境に関わって、五感を働かせ、繰り返し試す中で、「もっと知りたい」という気持ちが知的好奇心を育みます
③友達と十分に関わって、思いを伝え合ったり、共感したりすると「もっと一緒に遊びたい」気持ちが高まり、互いに刺激し、興味や関心の広がりや深まりが生まれます。
具体的な活動の様子はコチラをクリック

■一貫性・連続性のある教育
~幼小中高とつながる~


『一人一人の持ち味や良さ』を生かします

■「共生社会」へ向けた「インクルーシブな教育」

生まれたところが違う、性別が違う、得意なことや苦手なことが違う・・・・私たちにはたくさんの違いがあります。一人一人の違いがあるからこそ、今まで知らなかった文化に触れたり、新しい考えや思いが生まれたり、見える世界が広がったりと、わくわくが止まらなくなります。

子どもたちは、「自分のステキ」に気が付き、「あの子のすごい」「この子のステキ」を発見することができます。札幌市立幼稚園の先生は、そのお手伝いをすることが得意です!なせかというと、教師一人一人が「あの子のすごい」「この子のステキ」をたくさん見つけて、「遊びに生かしたり」「友達とのかかわりが生まれたり」する環境をつくることが得意だからです。

多様性の中で育ち合う

市立幼稚園って、どんなことをしているの?

一日の流れ

8:00 預かり保育が利用できる時間
8:40 登園
9:00 自ら環境に関わって展開する多様な活動・学級全体の活動など

 

おやつ お弁当 おやつ お弁当
12:00 降園 自ら環境に関わって展開する多様な活動・学級全体の活動など 降園 自ら環境に関わって展開する多様な活動・学級全体の活動など
14:00 降園 降園
18:00 預かり保育が利用できる時間

 

預かり保育

教育時間の前後も、豊かな遊びや体験など幼児期にふさわしい生活を通して、子どもたちの育ちを支えます。

☆定 員:25名
(就労、家庭の用事、リフレッシュなど利用要件は問いません)
☆利用日:月~金曜日
(祝日、12月29日~1月3日、開園記念日及び振替休業日、園が定める5日間を除く)
☆時 間:朝8時~夕方18時(教育時間の前後)
☆費 用:1日通常800円、長期休業中1,300円。(おやつ・教材費100円を含む)
ただし、札幌市から「子育てのための施設等利用給付認定(新2号認定)」を受けた場合は、日額450円×利用日数分を還付。(一旦全額支払い後、後日還付。11,300円を上限)
具体的な活動の様子はコチラをクリック

ご安心ください!最高の教師集団!

【幼児教育のプロ】

・園長先生はもちろんですが、先生方もプロ!
・最近の幼児教育の動向を踏まえた幼児教育の在り方を日々研究。
市立幼稚園の先生方一同が集まって研究成果を交流したり、幼児教育センター(教育委員会の指導主事)の助言を受け、さらに幼児教育の質を向上させています。

【特別支援教育のプロ】

・各園に幼児教育支援員がいます。幼児教育支援員は、保育の経験と札幌市幼児教育センターでの研修を重ねてきた市立幼稚園教諭です。札幌市で幼児をもつ保護者の教育相談を受けたり、私立幼稚園・認定こども園・保育所等を訪問し、園の先生方へ子ども理解や関わり方等について助言も行っています。

【保健指導のプロ】

・市立幼稚園には、小学校や中学校と同じように養護教諭(保健室の先生)がいます。けがや自分の体のことなど、園生活を支えるために大切な保健指導ができる先生です。

 

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